楽しめる入試?「総合教養(ATLAS)」を知る。
リベラルアーツを学ぶ。
それは入試からスタートする。
ICUの入試は、「聴く入試」として話題になった「総合教養(ATLAS)」や「ユニヴァーサル・アドミッションズ」など独自のスタイル(詳しくは下部リンク参照)。これらはICUの教育理念を色濃く反映した、入学希望者へのメッセージともいえます。ここでは多くの受験生が挑戦する一般入試A方式とB方式の両方に共通する科目「総合教養(ATLAS)」について、ご紹介します。
そもそも、ATLASって何?
ATLASとは、Aptitude Test for Liberal
ArtSの略で、ICUのリベラルアーツ教育の世界を俯瞰する入試、言い換えれば「ICUの講義が体験できる入試」と位置づけられる新しい入試科目です。2015年度からスタートしました。
試験では、まずあるトピックについて15分程度の短い講義(ミニ・レクチャー)を聴きます。講義を聴きながらメモをとってもかまいません。
その後、講義内容に関する学際的設問と、講義に対して人文科学、社会科学、自然科学の視点から書かれた論述等を読み、それらに関する設問に解答します。合計40~45問、講義部分を含めて80分で試験終了です。
設問自体も上記4領域から文系・理系を超えて多角的に出題され、総合的な思考力が求められます。
つまり、講義の要点をしっかりと聴き取り、資料を読み、自らの知識を動員して考えをまとめ、最も適当と思われる答えを導く努力をすることが試される、そんな入試です。
楽しめる入試ってほんと?
ATLASは、入学してから「いまも試験問題を覚えている」などと学生同士が話し合うことがあるほど、出題内容は教授陣が練りに練った興味深いもの。実際、「楽しかった」「新鮮だった」と感じる学生が多いようです。そんな体験談をいくつかピックアップしてみましょう。