「国籍」って?小さな「地球」がここにある。

ICUの多様性は、世界の縮図。
世界と向き合う「自分」を育てる。

ICUの学生の10人に1人は外国籍で、国籍は約50カ国。こうした数字を見ただけで「ICUは多様性が高い」と思う人もいますが、実はその内容に注目してもらいたいのです。このICU らしさのひとつ、多様性=ダイバーシティの幅や奥行きについて紹介しましょう。

ATLUSイメージ

多様性に満ちたキャンパスと学生たち。

あなたのクラスメイトになるのは、年齢や人種、文化や宗教、セクシュアリティも多種多様な人々です。同じ学生であっても社会人経験者もいれば、企業や国から支援されて留学してきた人もいます。さまざまな国籍を持つクラスメイトがいますが、英語で話しかけてみたら流暢な日本語で返されたり(母語が日本語)。国籍は日本でも、日本語や日本文化にまったく馴染みのない帰国生がいたり。もちろん日本でしか暮らしたことのない人もたくさんいます(ただしICUでは全学生の半数以上が卒業までに海外留学を体験します)。母語も文化・教育背景も経験も、まさに百花繚乱。さまざまな入学試験で入学してきた、さまざまな学生がこのキャンパスに集っています。
さらに言えば、ICUでは学生一人ひとりが何をどのように学んでいくのかを考え、理系・文系を超えて自ら主体的に授業を選択し、メジャー(専修分野)を決めていくので、興味・関心もさまざまです。一人ひとりが違って当然、あなたはあなたとして存在し、「個」として成長する。それがICUなのです。
この多様で刺激的な環境で学ぶ自分を、ぜひ想像してみてください。

教員も多様、学びも多様。

多様性にはまだまだ、奥行きがあります。例えば、教員の約3人に1人が外国籍、外国語による授業科目数は約3割、また半数以上の学生が卒業までに留学を経験します。そのうえ、ブルガリア出身の教員が『源氏物語』について授業したり、ハンガリー人教員が日本史を教えたり。アメリカ文学を教える日本人教員は英語で教えていたり。教員と学問の「国籍」も交差し、リベラルアーツの実践とあいまって、学びの多様性を生み出しています。

ICU教員イメージ

どんな実感がある? 学生たちの声を紹介しましょう。

世界中から学生を受け入れる
「ユニヴァーサル・アドミッションズ」。

こうした大学の多様性を堅持し、さらに世界との対話を深めるためにICUでは、国内外のすべての学生に開かれた入学者選抜制度および教育制度の構築を進めています。その一環として、外国の教育制度のもとで教育を受けた志願者を対象に「ユニヴァーサル・アドミッションズ」として選考方式を拡充しています。